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「スイカゲーム」の“エクササイズ版”登場 全身運動でフルーツ落とす
全身の運動で操作する「スイカゲーム エクササイズ版」が、オンラインエクササイズサービス「Smart 5min」内に登場した。プレイは無料。
issin(東京都文京区)は2月19日、オンラインエクササイズサービス「Smart 5min」内で、「スイカゲーム エクササイズ版」の提供を始めた。無料で利用できる。
スマートフォンのカメラでユーザー自身を画面に映し出し、全身の運動で操作するようにアレンジされたスイカゲーム。両手を上げ、体を左右に曲げると「ポッピィー」(雲のキャラクター)が移動し、両手を下げるとフルーツを落とす。
スイカゲームのAladdin Xと提携して開発した。issinの程涛(テイ・トウ)代表は、東京大学に在学していた2008年にpopinを創業し、照明一体型のプロジェクター「popIn Aladdin」を開発した人物。そしてスイカゲームはもともと、popIn Aladdinで遊べるダウンロードソフトの1つだった。
程涛代表は21年にissinを創業し、翌22年にpopinを退社。popinのプロジェクター事業は中国のスマートプロジェクター大手・XGIMIの子会社・Aladdin Xが引き継いでいる。その後、Nintendo Switchに移植されたスイカゲームは累計600万ダウンロードを超える大ヒットを納めた。
Smart 5min.は、無料アプリで心拍数連動型のエクササイズを動画を視聴しながら体を動かすサービス。心拍計を搭載した専用バンド(9800円)を装着して運動すると、「AIパーソナルコーチ」が体調などに合わせて運動強度を自動調整する。
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