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小型軽量レンズの時代がキター! 「CP+2024」でみえたデジカメ最新動向荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

「CP+2024」が開幕した。今回、注目したいのが「交換レンズ」。スペックに対して非常に小型軽量な新製品が相次いで登場したのだ。

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他社の新レンズも

 他のブランドもチェック。

 タムロンは23年10月に発売となった「17-50mm F/4 Di III VXD」に注目。これ、超広角からのズームレンズで開放F値はF4.0通しながら約460gと軽量でコンパクト。ソニーのEマウント用だ。

 小型軽量をアピールするレンズはたいていα7C IIに装着していた。小型ボディに似合うレンズなのだ。他にも同シリーズの小型軽量ズームレンズあり。


Eマウント用の「17-50mm F/4 Di III VXD」。超広角から標準域のF4ズームレンズ

 OM SYSTEMは、「OM-1 Mark II」とともに発表した「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS」。

 35mm判換算で300-1200mm相当の超望遠で重さは2065gと約2kg。手ブレ補正も優秀なので、手持ちで撮れる超望遠である。


なんと1200mm相当を手持ちで撮れる超望遠ズーム。OM-1シリーズの強みを生かすレンズだ

 同時に、ミラーレス一眼初期からの小型超広角ズームの「9-18mm」もリニューアルされたが、光学系は従来と変わらないそうだ。

 小型軽量でユニークなレンズといえばケンコー・トキナーのミラーレンズ。1年前に出たレンズだけれども、300mm F7.1でこの小ささ。


これで300mm! ポケットに入る望遠レンズである。600mmと900mmもラインアップ

 他に600mmと900mmがある。昔からある反射光学系を使った小型レンズだが(絞りは固定でマニュアルフォーカス)、それにしてもこの小ささ軽さはインパクトがある。APS-Cサイズセンサー用なので、35mm判換算だとそれぞれ450mm相当、900mm相当、1350mm相当になる。

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