シグマとタムロン、キヤノン「RFマウント」への参入を同日発表
サードパーティーレンズの2大メーカー、シグマとタムロンがキヤノンの「RFマウント」に参入すると4月23日、それぞれ発表した。シグマは6本、タムロンは1本のレンズ投入を発表。いずれもAPS-C用のレンズとなっている。
サードパーティーレンズの2大メーカー、シグマとタムロンがキヤノンの「RFマウント」に参入すると4月23日、それぞれ発表した。シグマは6本、タムロンは1本のレンズ投入を発表。いずれもAPS-C用のレンズとなっている。
シグマのラインアップは、18-50mm F2.8 DC DN、10-18mm F2.8 DC DN、16mm F1.4 DC DN、23mm F1.4 DC DN、30mm F1.4 DC DN、56mm F1.4 DC DNの6本。いずれもContemporaryラインで、キヤノンとのライセンス契約の下で開発・製造・販売されるものとしている。
RFマウント用にAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発。高速AF、AF-C(コンティニュアスAF)、ボディ内収差補正(対応ボディのみ)、ボディ内手ブレ補正にも対応。マウント部にはゴムのシーリングを施し、さまざまな環境での使用に配慮したとしている。
タムロンは、11-20mm F/2.8 Di III-A RXD(Model B060)をラインアップ。「かねてよりキヤノンRFマウントにも対応してほしいというお客さまからのお声を多数頂戴しており、この度、キヤノンRFマウント用レンズをライセンス契約の下で開発・製造することにいたしました」(タムロン)としており、こちらもキヤノンとのライセンス契約を締結しての販売としている。
発売時期については、シグマの18-50mm F2.8 DC DNのみ2024年7月、残りの5本については24年秋以降順次と案内している。また、タムロンの1本は24年内での発売予定という。なお、価格についてシグマでは記載がなく、タムロンも未定としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
シグマ、ニコンZマウントに参入 3本のAPS-Cレンズを4月に投入
シグマが、ミラーレス用レンズラインアップにニコンのZマウントを追加する。まずはAPS-C用のレンズ3本を投入。4月に発売予定としている。
小型軽量レンズの時代がキター! 「CP+2024」でみえたデジカメ最新動向
「CP+2024」が開幕した。今回、注目したいのが「交換レンズ」。スペックに対して非常に小型軽量な新製品が相次いで登場したのだ。
「α7C II」を買っちゃった話 猫好きカメラマンの習性と“相棒”の選び方
カメラ選びって、仮に懐具合に余裕があったとしても悩ましいものだ。人それぞれ撮影スタイルや主に撮りたいシーンがあり、最適な機材というのは変わってくる。今回はそんなお話。
話題の“手持ちで撮れる超望遠”「シグマ500mm F5.6」に予想上回る注文、出荷遅れも
シグマは、3月14日発売予定の小型超望遠レンズ「SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS | Sports」について、予想を上回る注文があり、生産が追いつかない状況になっていると発表した。
SIGMAの“超絶スペック”レンズ「14mm F1.4 DG DN | Art」を試す 夜景撮影も手持ちで楽勝
SIGMAの「14mm F1.4 DG DN | Art」は、ついにF1.4に突入した超絶スペックの超広角レンズ。しかも驚いたことに「14mm F1.8 DG HSM | Art」より軽くなっているのです。ちょっと意味が分かりません。

