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発想が変、タイパ最悪、だがそれがいい! エフェクトがかけられる新型“チェキ”で味のある写真を撮りまくる荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/8 ページ)

今回の「instax mini 99」は実に変なカメラ。完全にアナログの“チェキ”なのだが、強引なアナログ的手法でいろんなエフェクトをかけた写真を撮れるのである。

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 室内でフラッシュをオフにして粗く撮ってみた。ざらついて荒れた感じがよりフィルムっぽい。


フラッシュをオフにして室内でSMで撮ったら、ざらつき具合といいちょっとぶれた感じといい、ものすごく昔の写真っぽくていい

 意外に使いどころが難しかったのはSPかな。


ちょっと顔が白くトンでしまった(でも画が出てきてそれに気づいたときは遅かった)

 目立つのでつい使っちゃうのがLL。効果が分かりやすいしね。

 ぶらぶら歩いていて出会ったガイコツ。整骨院の前に飾られていたのだけど、このシュールな感じをより不気味にするならライトリークだよなってことで撮ってみたらやはり似合う。


白いガイコツだからこそ、カラーエフェクトが映える。雰囲気が出ました

 LLは面白いけれども、効果が大きいので乱用は禁物だ。


招き猫群をLLで。こういうシーンの方が光が漏れてる感が出ていいかも

LLで撮ったらたまたま窓の位置に光が漏れてる感じになって、朝日だか夕日だかっぽくなったねと

 かくして、デジタルにどっぷり使った身には実に新鮮なカメラで、チェキのメインユーザーと思われる最初に使ったカメラがスマホカメラだったという年代の人たちにとっても、すごく新鮮なんだろなと思う。不便だからこその面白さと、アナログだからこその味わいのミックスという感じか。

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