米国のGoogleロゴ、戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)で今年も灰色に
Google検索のロゴが5月27日、米国でいつもの4色から灰色に変わった。戦没者追悼記念日(Memorial Day)を記念するものだ。リンク先のMemorial Day検索結果のページには、赤いケシの花が揺れる。
米国では5月の最終月曜日(今年は5月27日)は、戦没者追悼記念日(Memorial Day)の祝日。米Googleは同日、米国でのGoogle検索のトップページ(Google.com)のロゴを灰色にし、戦没者を追悼した。(日本では言語を英語にするなど、いくつかの設定を変更しないと表示されない。)
米国ではロゴの下に星条旗と「Honoring those who sacrificed」(犠牲者を称える)という、Memorial Dayの検索結果へのリンクも表示される。
リンク先の検索結果ページの下部には赤いケシの花(ポピー)が揺れる画像が数秒表示される。Memorial Dayは「ポピーデー」とも呼ばれる。これは、西洋の習慣であるポピーの販売で傷い退役軍人や戦災孤児を支援することに由来するという。
Googleは2019年からMemorial Dayのロゴを灰色にしているが、Google Doodleの紹介サイトではこの変更について言及していない。
Googleは2019年まではメモリアルデーにロゴを変更せず、トップページに小さな米国旗を表示するのみだった。その理由として、Googleは2017年に米Search Engine Roundtableに対し、厳粛な日に楽しく陽気なDoodleを作成するのはふさわしくないと語っていた。しかし、記念日にロゴを変更しないのは戦没者を尊重していないという批判が続いたこともあり、グレイに変更するようになったようだ。
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