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「いなば食品に転職者情報を渡していない」──文春報道巡り、マイナビが声明 いなば食品も“事実誤認”認めて謝罪
いなば食品に対して、在籍社員の転職情報サイトへの登録状況を話した事実は一切ない──マイナビは、一部週刊誌が報じた内容を否定する声明を発表した。
いなば食品に対して、在籍社員の転職情報サイトへの登録状況を話した事実は一切ない──マイナビは6月3日、一部週刊誌が報じた内容を否定する声明を発表した。
マイナビといなば食品を巡っては5月29日ごろ、両者の関係を取り上げた週刊文春の記事がXで拡散していた。その内容は、いなば食品の社長がマイナビの転職サイトを利用している従業員に対して、会社を辞めないようハラスメントをしているというもの。いなば食品側が転職サイトの利用状況を知った経緯については「マイナビから情報を得た」と説明していた。
これについてマイナビ側は週刊文春の記事内でもそのような事実はないと否定。しかし、X上では「マイナビが個人情報を不適切に取り扱っているのではないか」という、うわさが広まっていた。これを受け、マイナビは3日に「当社がいなば食品に対して、在籍社員の転職情報サイトへの登録状況をお話ししたという事実は一切ない」と公式Webサイト上で発表した。
マイナビの声明では「いなば食品に対して当該事案に関する事実確認をしている」とも記載があった。これを受けてか、いなば食品も同日に声明をWebサイトに掲載。週刊文春の報道内容について「弊社がマイナビから情報を入手した事実はなく、弊社の事実誤認であることが判明した」と発表した。
「マイナビおよび社内外の皆さまに、ご迷惑とご不快をお掛けいたしましたこと、誠に申し訳なく謹んで心よりおわび申し上げます」(いなば食品)
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