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日本語辞書を無許諾で提供していた中国サイト「Sora」閉鎖 CODA発表
コンテンツ海外流通促進機構は10日、日本で出版されている辞書のデータを無許諾で提供し、多くのアクセスを集めていた中国のWebサイト「Sora」が閉鎖されたと発表した。
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は6月10日、日本で出版されている辞書のデータを無許諾で提供し、多くのアクセスを集めていた中国のWebサイト「Sora」が閉鎖されたと発表した。37の日本語辞書を掲載し、検索機能も提供していた。
Soraは、検索窓に日本語を入力すると意味や用法が表示される辞書サイトで、日本から多くのアクセスを集めていた。一部は中国国内からアクセスできないようにジオブロッキング(地域視聴制限)を施し、中国国内では侵害実態がない状況を装っていた。
辞書の権利者である企業がSoraに対して情報開示請求を行ったところ、運営者は中国在住の男性であることが分かり、CODAに相談。今年3月、CODA北京事務所は運営者が住む南京市の公安当局に苦情申立書を提出した。
その後、事情聴取が行われ、男性は著作権侵害に当たるとしてサイトを閉鎖するよう警告を受けた。男性はSoraの運営を繰り返し否認していたというが、警察官が複数回注意指導した結果、4月25日にサイトの閉鎖が確認された。
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