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「漏えい情報を削除したい人はカネ振り込んで」 サイバー攻撃で情報漏れた人狙う詐欺メール 警視庁が注意喚起
流出した情報を削除してほしい方は、口座に金を振り込んでください」──企業へのサイバー攻撃によって個人情報が漏えいしたとみられる人に対し、こんな詐欺メールを送る事例を複数確認したとして、警視庁生活安全部は7月5日、Xで注意を呼び掛けた。メールは弁護士などになりすまして送っているという。
「流出した情報を削除してほしい方は、口座に金を振り込んでください」──企業へのサイバー攻撃によって個人情報が漏えいしたとみられる人に対し、こんな詐欺メールを送る事例を複数確認したとして、警視庁生活安全部は7月5日、Xで注意を呼び掛けた。メールは弁護士などになりすまして送っているという。
サイバー攻撃を巡る情報漏えいを巡っては、6月初頭にKADOKAWA・ドワンゴがランサムウェア攻撃を受け、同月下旬以降、漏えい情報とみられるデータがダークウェブ上に出回っている。さらに、SNSや匿名掲示板ではダークウェブ上で取得したと思しき情報を広めるような投稿が相次いでおり、KADOKAWA・ドワンゴが拡散を控えるよう注意喚起している状態だ。
サイバー攻撃はKADOKAWA以外の企業や組織でも相次いでいる。例えば5月29日には、システム機器の製造販売を手掛けるイセトー(京都市)が、ランサムウェア攻撃の被害を発表。追って、同社に事業を委託していたクボタ子会社、徳島県、和歌山市、愛知県豊田市などが、イセトーに委託していた業務に関連する情報が漏えいした可能性を発表している。
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