警察庁は、警察用車両(パトカー)の警光灯(パトランプ)の発光パターンを見るだけで、緊急走行時か平時(通常の警ら時)かを見分けられるよう、新型の警光灯を導入する。発光パターンを解説する動画を10月1日、YouTubeで公開した。
従来は、緊急走行時も平時も、警光灯が強く光り続けていたが、新たなパターンでは、平時は一度光った後、蛍の光のように徐々に発光(2秒周期)する。
音が聞こえにくい人でも、見るだけで緊急走行時と通常の警ら時を判別できるようにする狙いだ。
2024年度中に、新型警光灯を搭載した小型パトカー(420台)と交通事故処理車(99台)を各都道府県警察に順次配分し、運用を始める。今後も、新型警光灯を搭載した警察用車両の導入する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
人が乗って操縦できる「パトレイバー」、製作中の写真や動画など公開 9月中旬にお披露目会
人が搭乗し、操縦できるパトレイバー「イングラム」を開発しているMOVeLOTは21日、製作中のパーツの写真やシミュレーターによる動作イメージとみられる映像、そして今回のプロジェクトのストーリー(設定)などを公開した。
「ルフィ」ら悪用、犯罪悪用相次ぐTelegram スマホ解析、警視庁が体制強化
「Telegram」や「Signal」といった秘匿性の高い通信アプリは日本でも犯罪グループに悪用されることが問題となっている。
「漏えい情報を削除したい人はカネ振り込んで」 サイバー攻撃で情報漏れた人狙う詐欺メール 警視庁が注意喚起
流出した情報を削除してほしい方は、口座に金を振り込んでください」──企業へのサイバー攻撃によって個人情報が漏えいしたとみられる人に対し、こんな詐欺メールを送る事例を複数確認したとして、警視庁生活安全部は7月5日、Xで注意を呼び掛けた。メールは弁護士などになりすまして送っているという。
