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「ウマ娘」のCygames、“賞金49億円”世界的競馬の祭典とパートナー契約 英語版リリースに向け
スマートフォン向けゲームなどを手掛けるCygamesは、世界最高峰の競馬の祭典「ブリーダーズカップ」を運営する米ブリーダーズカップ協会とパートナーシップ契約を結んだと発表した。
競走馬を擬人化したスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」などを手掛けるCygamesは10月2日、世界の競走馬が参加する競馬の祭典「ブリーダーズカップ」を運営する米ブリーダーズカップ協会とパートナーシップを結んだと発表した。これに伴い、11月2日(現地時間)から開催するブリーダーズカップで、同社の名を冠したレース「Cygames Breeders' Cup Sprint」を実施するという。
ブリーダーズカップは、世界中の強豪サラブレッドによる競馬の世界最高峰を決める大会。2024年は11月1日〜2日に米国カリフォルニア州で開催予定で、総額3400万米ドル(日本円で約49億円、10月2日時点)を超える賞金をかけ14レースを行う。
Cygames Breeders' Cup Sprintは、距離約1200m、3歳以上の牡馬・牝馬が出場するレースで、200万米ドル(日本円で約2億9000万円、同)の賞金をかけて行う。実施時にスターティングゲートなどにCygamesのロゴも掲出する。
「競走馬をモチーフとした作品『ウマ娘 プリティーダービー』は英語版のサービスを控えている。世界中の競馬ファンや競馬関係者の全員が注目するブリーダーズカップとのパートナーシップを通じ、さらに多くの人々に当社のコンテンツを知ってもらうきっかけになれば」(同社)
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