米Foursquareは、店舗や観光地、レストランなどの情報をユーザー間で共有できる地図連携ガイドアプリ「Foursquare City Guide」を12月15日に終了すると発表した。
Foursquareは2009年、位置情報共有アプリとしてリリース。店舗などを訪問した際に位置情報で「チェックイン」し、ライフログ(訪問履歴)を記録したり、訪問を重ねて「Mayor」などのバッジを獲得するなど、位置情報+ライフログの文化生んだ老舗アプリだった。
チェックインやライフログ機能などの機能は2014年に「Swarm」(スワーム)として別アプリに切り出され、Foursquareガイド機能に特化した「Foursquare City Guide」に生まれ変わっていた。Swarmは今後も維持するが、「Foursquare」ブランドのサービスはなくなることになる。
Foursquare City Guideのアプリは12月に、Webサイトは2025年初頭終了する予定。「Swarmでさらに優れたエクスペリエンスを構築することに注力するため」終了するとしている。
Swarmは、新機能に投資し、来年初めにアップデートをリリースするという。Foursquare City Guideの店舗リストはSwarmにも表示され続ける。
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