Bluesky、1500万ドル調達 追加機能が使えるサブスクプラン開発中
Blueskyは、シリーズAラウンドで1500万ドルを調達した。現在のユーザー数は1300万人を超えており、オプション機能を使えるサブスクプランを開発中だ。
米分散型SNSのBlueskyは10月23日(現地時間)、シリーズAラウンドで1500万ドルを調達したと発表した。Blockchain Capitalが主導し、Alumni Ventures、True Ventures、SevenX、Darkmodeのアミール・シャヴァト氏、Kubernetesの共同開発者ジョー・ベダ氏が参加している。
同社は9月だけで約300万人の新規ユーザーを獲得し、現在のユーザー数は1300万人を超えている。
この資金調達により、「コミュニティのサポートと成長を続け、信頼と安全への投資を行い、ATmosphere開発者エコシステムをサポートしていく」という。
ATmosphereは、Blueskyの基盤となる分散型プロトコル「AT Protocol」を使って、ユーザーが自分の好みに合わせてBlueskyの見た目や機能をカスタマイズできるツールだ。
「さらに、より高品質な動画アップロードやプロフィールのカスタマイズが可能なサブスクモデルの開発も始める」と、有料プランの追加についても言及した。
このサブスクモデルについて、「有料プランに加入しているだけでアカウントが目立つように表示されるようなことはない」と、米Xがサブスクプランで青バッジを売っているのとは違うと暗に強調した。
また、ブロックチェーンと暗号通貨に特化したVCが増資を主導してはいるが、「BlueskyアプリとAT Protocolがブロックチェーンや暗号通貨を使用していないという事実は変わらないし、ソーシャル体験を過度に金融化することはない」と説明した。なお、Blockchain Capitalのパートナー、キンジャル・シャー氏がBlueskyの取締役会に参加する。
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