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「小説家になろう」運営元の成人向けイラストサイト、サービス終了へ 開始から1年足らず
小説投稿サイト「小説家になろう」運営元のヒナプロジェクト(大阪府枚方市)は、同社の手掛ける成人向けイラストサイト「onaco」のサービスを終了すると発表した。
小説投稿サイト「小説家になろう」を運営するヒナプロジェクト(大阪府枚方市)は10月28日、同社が手掛ける成人向けイラストサイト「onaco」のサービスを終了すると発表した。11月28日に終了予定。2023年11月30日のリリースから、1年足らずでのサービス終了となった。
onacoは、男性の成人向けイラストのSNSと、クリエイターに対し有料でイラストやマンガを依頼できる「イラストコミッションサービス」を組み合わせたサイト。「成人男性の自慰の効率・質を向上させること」を目的に、運営してきたという。
サービス終了の理由については「今後のサービス継続が困難であるという結論に至った」と説明。「これまでご愛顧いただきましたユーザーには深く御礼申し上げますと共に、突然のご案内となりましたことを心よりおわび申し上げます」(同社)としている。
イラストなどの新規リクエスト機能は28日午後2時に停止済み。11月28日午後2時のサービス終了後は、全てのデータが削除され、アクセスできなくなる。ユーザーに対しては、データ移行など必要な手続きをするよう呼び掛けている。
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