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小さくて廉価で動画もしっかり 富士フイルム「X-M5」は3つの顔を持つカメラだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

富士フイルムが11月下旬に発売する「X-M5」は、小さくて軽くてお気軽スナップ撮影やお気軽動画撮影に向いたカメラである。動画も撮れて、しかも比較的安価。

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PASMの各モードでは被写体検出対象を自分でセット。ちなみにこれはAI被写体検出をオフにして人物瞳認識をオンにした状態

絞り優先AEでポートレート。レンズはXF50mm。このレンズは手軽なポートレートにちょうどいい。フィルムシミュレーションはREALA ACE(50mm 1/150秒 F2.0 +0.3 ISO320)

 ちょっと面白かったのはケーブルレリーズに対応していること。シャッターボタンの真ん中にネジが切ってあるので試しにつないでみたら、ちゃんと動作しました。X-T5などでは昔から使えたけど、エントリー向けを標榜するX-M5でも生きているとはって感じ。


ちなみにケーブルレリーズを使えます。リモートシャッターはこれで

実はお手軽動画カメラとしてもめちゃ優秀なのだった


テーブル三脚にセットし、モニターをこちらに向けてVLOGモード中

 最初に、このカメラには3つの顔がある、てなことを書いたけど、3つめの顔はVLOGカメラ。

 富士フイルムが撮影モードダイヤルにVLOGポジションを付けたのはX-S20なのだけど、X-M5はX-S20以上に動画向きなのだ。

 EVFがなくてコンパクトだし、なんと長時間撮影用に冷却ファンも装着できる。


背面モニターを開くと、冷却ファン FAN-001をそう博するための端子とネジ穴が

 マイク端子も背面にあってモニターの開閉や角度調節に干渉しない。


背面の丸いキャップを外すとマイク端子が現れる

 スペックとしては6K/30fps、4Kなら60fpsまで対応。

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