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手放したドメインを「パパ活サイト」に転用されたマカフィー、「別の法人により管理されていた」「非常に遺憾」(2/2 ページ)
「ドロップキャッチ」という言葉をご存じだろうか。そうしたリスクについて啓蒙しているセキュリティベンダーでも完全には防げなかったようだ。どうすれば良いのか。
同社によると、旧技術ブログの運営終了後、該当ドメインは利用を停止し、現在のマカフィーとは別の法人によって管理されていたという。しかしその後、マカフィー法人ビジネスの売却に伴い、管理者によってドメイン管理が「放置されていた」ため、このような事態が発生した可能性があるとしている。
マカフィーは「弊社の名前や過去に使用していたドメインが利用され、消費者をミスリードするような不適切な内容が発信されたことを非常に遺憾に思う。現運営のサイトについては、ユーザーの皆さまに安心してマカフィーのサービスをご利用いただけるよう、引き続き適切な対応を徹底していく」としている。
ドメイン名にも終活が必要
JPNICやJPRS、IIJなどでつくる業界団体・日本DNSオペレーターズグループは、安易なドメイン名の廃止はリスクが大きいとして、サービスやサイトの「終活」が必要と訴えている。
ドメインを廃止する場合でも、一度休眠させ、検索エンジンや被リンクサイトへの削除依頼、アーカイブサイトからのコンテンツ削除といった“逆SEO対策”を行い、DNSクエリ数があらかじめ定めたしきい値を下回ってから判断する、といった運用方法を推奨している。
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