mixi2は、Xと違う「知らないおじさんが乱入しないSNS」に 笠原氏に聞く、収益化の道:mixi古参ユーザーが聞く「mixi2」の戦略(5/5 ページ)
Xは「自分の家に、知らないおじさんがいる」――そう語るのは、新SNS「mixi2」を統括するMIXIの笠原会長。mixi2はなぜ生まれたのか、どういうSNSに育てたいのか、マネタイズの道筋はあるのか、笠原氏に直接疑問をぶつけてみた。
いずれ海外も
mixiはピーク時でアクティブユーザー数1500万、通期売上高161億円をたたき出した。みてねは「家族専用SNS」という狭いターゲットながら世界2500万人が利用する。
mixi2の成長余地はどう見ているか。「多くの人にとってプライオリティの高いSNSになれば、自ずと数字も大きくなっていくんじゃないか」。笠原氏は数値の明言を避けつつも、前向きな展望を述べる。
海外展開も検討する。「今は立ち上げ段階なので、収益同様、あまり偉そうには言えないんですが……。いずれ海外でもやっていけたらな、と思っています」。
AI時代に人と人をつなぎたい
mixi2は社会やユーザーにとって、どんなサービスでありたいか。改めて聞くと――。
「ほっこりとした、他愛のないことを気軽につぶやける、自分が中心・主役となれるような、居心地のいい空間でありたい。そういう場があることは、社会にとってもとても大事というか……」。ここで笠原氏は唐突に「AI」というワードを口にした。
「この先、AIが発展して生産性が上がり、余暇が増えたり、仕事をしなくても不自由なく生きていけるような社会になっていくのではと思ってます。健康寿命も延び、より長寿社会になるだろう、と」
そんな時代にさらに大切になるのは、家族や友人など大事な人と過ごす時間や、趣味に没頭し、さまざまコミュニティで交流すること。mixi2は、AI時代に人間同士の交流を円滑にするサービスになりたいという。
「つながった人との関係性を深められる、趣味、興味関心でコミュニケーションできるmixi2のようなサービスで、人と人とのコミュニケーションの受け皿としての役割を担っていけたらいいな、と思っています」
ただ当面は、サービスの改善と、ユーザーの拡大・定着を目指していく。「mixi2 をプラットフォームとして完成させるのは簡単なことではないですし、大きな挑戦になると思います」
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