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「CP+2025」出展各社の“推し”を総ざらい 今年は往年の賑わいを取り戻しそう?(9/9 ページ)

カメラの祭典「CP+2025」が、パシフィコ横浜で27日に開幕した。昨年とはちょっと雰囲気が違う。

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周辺機器メーカーも見逃すな

 今回、目玉となる新製品がいくつも登場したのでそれを体験しに行こう、手で触れてサイズや質感を味わおう、的な内容にしてみたのだけど、例年通り、メーカーの中の人とあれこれ相談しながら実機やレンズを体験できるのが一番の良さ。

 さらにアクションカメラやドローン系、天体望遠鏡、ライティング機材、レンズメーカーや三脚やバッグといった周辺機器ブランドも多くでており、なぜかGoogleが「Pixel 9 Pro」のブースを出していたりもするけれども、最後に会場で目に付いた可愛いヤツを紹介して終わりたい。

 ケンコー・トキナーが販売するトイコンデジ「PIENI」シリーズの新作「PIENIFLEX」である。これ、二眼レフカメラをトイコンデジにした超小型カメラ。


超かわいいトイコンデジ「PIENIFLAX」。実物はすごく小さい

 二眼レフを摸して、上部をパカンとあけて上から覗き込むと正方形の液晶モニターがあるという寸法で、ウエストレベルで構え、上から覗き込んで撮影するという面白いトイコンデジなのだ。


上から覗き込んで撮るというスタイルのトイコンデジは斬新でいつもと違うアングルで正方形で撮れて楽しいと思う

 そして撮れる写真は正方形。画質は“トイコンデジなもの”であるが、遊べそうだ。

 また、大学の写真部や写真サークルのコーナーや猫写真展、巨大プラレール模型コーナー(これがまた撮ってみたくなるのだ)などちょっと息抜きできるスペースもある。


前年に引き続き設置されたプラレールコーナー。超巨大なレール網を走り回るプラレールは列車検出AFを持つカメラに挑戦してるのかもしれない

 と、初日を見ただけであるが、今回のCP+はかなり盛り上がりそうで、来場者も昨年より増えるんじゃないかと思う。

 特にシグマのBFを見て触りたいという人は、行列を覚悟するように。初日も夕刻まで行列が途絶えなかったくらいだから。

 ぜひみなさま、天気も良さそうなので横浜までお出かけあれ。

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