「OM-3」は予想以上に“OM”だった？ 半世紀前のカメラにそっくりなレトロボディ+最新機能という魅力：荻窪圭のデジカメレビュープラス（7/8 ページ）

OM SYSTEMの「OM-3」。めっちゃトラディショナルなフィルム一眼レフのスタイルで登場である。

[荻窪圭，ITmedia]

　いつものガスタンクから。カラーモードはナチュラルで。すっきりしたクリアな絵がOMらしい。

　レンズは12-45mm F4.0 PRO。コンパクトで軽く、亜使いやすいレンズだ。

すっきりシャープな写りのOM-3。ディテールもいい感じに出ている（12-45mm 12mm 1/640秒 F8 ISO200）

神社の手水舎で龍の吐出口（12-45mm 45mm 1/200秒 F4 ISO200）

　続いて人物。

夕刻のやわらかい光でポートレート（12-45mm 21mm 1/80秒 F4 ISO200）

　OM-3の標準ズームレンズといえるのは、軽くて扱いやすい12-5mm F4.0 PROだが、ボディに似合うのはコンパクトな単焦点。35mm判換算で50mmとなる25mm F1.8を装着してみた。今回リニューアルされたレンズだ。

OM-3に「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II」を装着。コンパクトでOM-3に似合うデザイン

25mm F1.8でポートレート。背景はほどよくボケてくれる（25mm 1/6400秒 F1.8 ISO200）

　これはちょっとしたスナップにもよい。

ネパール料理店にてランチ。こういうテーブルフォトにもいい（25mm 1/25秒 F1.8 ISO400）