検索
連載

6年ぶり登場、LUMIX「S1RII」は全てが進化してダイエットにも成功した“全部入りカメラ”だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/8 ページ)

「S1」と「S1R」の登場から6年。やっと後継機「S1RII」が登場した。ちょっとゴツくて大きいと言われがちだった前モデルから大幅な小型軽量化を達成しつつ、最新の技術や機能を搭載している。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 先代はXQDカードとSDカードのデュアルスロットで、のちにファームアップでCFexpress Type B対応となった。S1RIIはCFexpress Type BカードとSDカードのデュアルスロットでXQDには未対応。S1やS1RでXQDカードを使っていた人は要注意。


メディアはCFexpress TYpe BとSDカード(もちろんSDXCのUHS-II対応)のデュアルスロット

 電源オフ時にシャッターを閉める機能も新たに搭載。レンズ交換時の埃の侵入を防ぐ機構で、最近のハイエンド機のトレンドだ。


正面から。電源オフ時はこのようにシャッターを閉めることでレンズ交換時の埃の侵入を防げるようになった

 正面から見ると、S5IIにはない赤いボタンが追加されている。2つめの録画ボタンで、GHシリーズなど動画に力を入れたモデルで採用されており、それを継承した格好だ。

 動画を撮らない人には……不用意に、例えば左手のたなごころ(てのひら)あたりで押してしまいやすい位置なのでオフにしたり他の機能に割り当てるのがいいかも。

 次は上面から。


上面から。前後の電子ダイヤル、WBとISOと露出補正野独立したボタンなどパナソニックならではの分かりやすい配列

 ダイヤルやボタンの配置は細かな違いはあるものに、ほぼS5IIと同じ。

 左肩はドライブモード。連写IとIIはカスタマイズ可能。その横はハイレゾモードだ。右肩は撮影モードダイヤルや2つの電子ダイヤル、録画ボタンなどがある。

 正面、上面ときたら背面だよねってことで、人の瞳を検出しているシーンを。パナソニック伝統の黄色い顔枠に十字の交点で瞳を表すという表現方法。ちなみに動物の時はこれではなく、普通に瞳に四角い枠が出る。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る