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Microsoft、欧州のDMA対策でWindows 10/11に複数の変更 “Edgeを既定にするか”通知の非表示など

Microsoftが欧州DMA対応でWindows 10/11に変更を加える。Edge以外の既定ブラウザ選択時、Edge推奨通知を抑制し、他ブラウザのピン留めも促進する。Microsoft Storeアンインストールも可能にする。これらの変更はEEA地域限定だ。

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 米Microsoftは6月2日(現地時間)、欧州経済地域(EEA)でのデジタル市場法(DMA)を順守するため、Windows 10、Windows 11、Microsoftアプリに加える変更について発表した。EEA以外の日本を含む地域には影響はない。

Edge以外のWebブラウザをデフォルトにした場合

 MicrosoftのWebブラウザ「Edge」をアンインストールし、「Chrome」や「Firefox」などの他の企業のWebブラウザを「既定のブラウザ」に設定した場合、そのブラウザをタスクバーにピン留めするオプションが表示されるようになる。また、Edgeを既定のブラウザに設定するかどうか確認するメッセージが表示されるのが、タスクバーのEdgeのアイコンをクリックした場合のみになる。

Windows SearchでBing以外の利用が可能に

 Windows OSに内蔵された検索機能「Windows Search」で、Bing以外の検索アプリでWeb検索結果を提供できるようになる。複数のWeb検索プロバイダーを追加し、[設定]で並べ替えることも可能だ。

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(画像:Microsoft)

Microsoft Storeのアンインストール

 Microsoft Storeをアンインストールできるようになる。Microsoft Storeからインストールしたアプリについては、アンインストール後も更新される。一旦アンインストールしても再インストール可能だ。

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Microsoft Storeもアンインストール可能に(画像:Microsoft)

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