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「ポラロイドといえば」が詰まった新型インスタントカメラ「Polaroid Flip」 懐かしさの裏にある最新技術とは?(3/3 ページ)

1980年代のポラロイドカメラを思わせるフリップ式の開閉機構を備えたインスタントカメラ「Polaroid Flip」が日本市場に登場しました。

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 製品名の「Polaroid Flip」には、単なる開閉動作以上の意味が込められています。Flash(フラッシュ)、Light(ライト)、Imagination(イマジネーション)、Parallax(パララックス)の頭文字で、アナログ写真を楽しむための4つの重要な視点を表しています。

 現在のポラロイド製品ラインアップにおいて、Polaroid Flipは重要なポジションを占めています。「Polaroid Go」が世界最小のアナログカメラ、「Polaroid Now Generation 2/3」がカジュアル向けスタンダード機、「Polaroid I-2」が最上位のプロフェッショナル機と位置づけられる中、Polaroid Flipはもっともスタンダードなカメラ。価格的にも機能的にも、最適な入門機となっています。


本体カラーはホワイト/オレンジとブラックの2バリエーション

 スマホでもデジカメでも、ボディを買ってしまえば、その後の撮影コストはほぼありません。しかしアナログフィルムのカメラにはフィルム代という問題がどうしても発生します。そういった事情もあり、ポラロイドは「特別な1枚を撮るための道具」というコンセプトを打ち出しています。

 コストだけで考えるのであれば、ポラロイドを選択する理由はないでしょう。でも、ポラロイドで1ロール撮影した写真の中にピタっと決まった写真が出てきたときの楽しさは、他のカメラでは得られないものなのです。

 なお、6月25日まで「渋谷PARCO」1階にPolaroid Flipのポップアップストアを設け、体験コーナーも用意しているようです。興味のある方はどうぞ。


渋谷パルコ1階のポップアップストア「THE POLAROID ANALOG EXPERIENCE」。6月25日まで開催

【修正履歴:2025年7月17日15時30分更新 ※記事中の誤記を修正しました】

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