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高級感を増した富士フイルム「X-E5」はスチル重視 撮ってて気持ちいい、あれこれ工夫したくなるカメラ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/7 ページ)
「私は動画より写真を撮りたいんだー」とお嘆きの皆さま、お待たせいたしました、って感じの新作が出てくれたのである。富士フイルムの「X-E5」。
高級化したX-E5は成功するか
もちろん動画機能もあり、6.2Kで30fps、4Kなら60fpsまで対応しているし電子式手ブレ補正もあるが、X-E4と同様、動画を撮るにはDRIVEメニューから動画を選ぶ必要がある。
X-E5は、あくまでも写真をメインに考えたクラシックデザインのミラーレス一眼と考えていい。
ただ、前モデルに比べてハイエンド指向になったのは気になる人がいるかも。価格も上がり、ボディもアルミ削り出しやボディ内手ブレ補正搭載が関係しているのかいささか重くなった。サイズはあまり変わらないものの、バッテリーとSDカード込みの質量で、約364gから約445gと約81gも重くなった。
より本格的に撮影をしたい人のためのレンジファインダースタイルのカメラになったと思って良さそうだ。
その代わり(なのかどうかは知らないが)EVFはないけれども動画も気楽に撮れる廉価なX-M5が用意された。カジュアルで廉価なミラーレス一眼を求めるならX-M5を、より本格的な高画素で操作感もよく本格的に写真を録るならX-E5を、というところか。
でもまあ、価格や重さの問題はあるけれども、X-E5の質感や操作感やFSレシピの魅力はでかく、撮ってて気持ちよく、あれこれ撮影に工夫をしたくなるのはX-E5なのだよな。
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