「夏コミは2日目(8/17)に受かっていましたが、赤松が大臣政務官のため不参加とさせて下さい」
文部科学大臣政務官/復興大臣政務官である赤松健参院議員が8月12日、自身のXにこんな投稿を行い、「欠席理由が前代未聞すぎる」と話題になっている。
赤松氏は「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などで知られる漫画家で、2022年から参院議員を務めている。
議員になって以降もコミケに参加しており、国会のできごとを漫画にした「赤松健の国会にっき」などを頒布してきた。
だが2024年11月、文部科学大臣政務官に就任したことで、閣僚や副大臣、大臣政務官の行動規範を定める「国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」の対象に。
同規範では、「自由業については、原則としてその業務に従事してはならない」などと定められおり、赤松氏はこれに抵触することを避けるべくコミケ参加を見送ったようだ。X投稿にも、同規範へのリンクを添えている。
2025年8月16・17日の「コミックマーケット106」には、合同サークルの山田太郎 参院議員は出るが、赤松氏の委託本はないという。
【訂正:2025年8月13日午後1時半 見出しを修正しました】
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