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初心者が戸惑いがちな「露出」をカメラ画面の情報を使って理解する方法:荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/7 ページ)
今はミラーレス一眼が基本なので画面内に必要な情報を大量に見せてくれる。これを使って「露出」の基本を紹介してみよう。便利な時代になったものだ。
初心者からの脱却は画面からの情報を大事にしよう
初めて使う本格的なカメラがミラーレス一眼だ、って人は幸せだと思う。このように画面に様々な情報が表示され、気をつけて画面を見ていれば、自分がどんな設定で撮ろうとしているのかを明示してくれる。
色がおかしいと思ったらホワイトバランスがどうなってるかチェックすればいいし、どこにピントを合わせようとしているかも枠で教えてくれるし、連写モードになってるかどうかも分かる。
逆に、ここをこう変えたら写りはどうなるかなって時も、リアルタイムで分かるので試行錯誤しやすいのだ。
おかげで、どこをカメラ任せにしてどこを自分でコントロールするかってのも、使っているうちに分かるようになる。
油断すると、超高速連写で鳥とか撮った後で設定を戻し忘れて風景を無駄に連写しちゃうとかあるんだけど、それはもう性格なのでしょうがないということで(自分に言ってる)。
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