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富士フイルム「X-T30 III」新登場 廉価で小型軽量でも写りや操作系はしっかり「X-T」だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/7 ページ)

富士フイルム「X-T30」シリーズの最新モデル「X-T30 III」が発表された。「X-T30 II」のサイズはそのままに性能を上げ、フィルムシミュレーションダイヤルを装備したカメラと思えばいい。

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フィルムシミュレーションといえばモノクロのACROSは欠かせないよねってことで、夜の街をACROSで。マニュアル露出でシャッタースピードを1/30秒にして撮影(13-33mm 33mm 1/30びょう F6.3 -1 ISO800)

1枚くらいは普通にPROVIAで撮った写真をってことで花でも(13-33mm 33mm 1/200秒 F6.3 ISO2000)

 かくして、X-Tシリーズのエントリーモデルである小型軽量でファインダー搭載のX-T30 IIIは、富士フイルムらしいダイヤルを駆使したマニュアル撮影カメラの顔をしつつ、AUTOレバーを引けばフルオートで撮れる万能型のカメラなのだった。

 にしても、富士フイルムのレンズ交換式Xシリーズ(ややこしい言い方だけど、レンズ一体型のXもあるので)もラインアップが増えてどれを選ぶか悩ましい感じになってきたものである。

 写真がメインならクラシカルなダイヤル操作でコントロールできて、撮影モードダイヤルなんて不要な(個人的にはそれがいいところだと思っている)、X-TかX-Eシリーズを推したい。

 本格的に撮るならX-T5がいいし、ミドルレンジならX-T50かX-E5。比較的廉価で小型軽量重視ならX-T30 IIIという流れで選べばいいと思う。

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