キヤノン「PowerShot」30周年なので歴代モデルを振り返る 時折、現れる斬新でユニークな機種とは?:荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/5 ページ)
キヤノンの「PowerShot」が30周年を迎えたのである。7日の新商品説明会では「30周年記念モデル」も発表された。良い機会なので、PowerShotの30年を振り返ってみたら、意外と個性派が多かったのである。
1代限りで終わってしまったPowerShotもあった。07年の「PowerShot TX1」である。これがまた面白くて、縦長でモニターを開いて撮るのがデフォルトというスタイル。シャッターボタンは上にあり、写真のようにレンズの下に指をいれて握って撮るという。レンズの奥行きを取れるので当時としては高倍率な7.1xのズームレンズを搭載。
もちろん動画にも対応していたが、動画カメラというのはちょっと早かったか。
けっこう使いやすくて好きだったのだけどね。
普段はベーシックで伝統的なスタイルのカメラがラインアップの中心なのに、ときどきこんな妙なカメラを出してくるのがキヤノンの面白いところなのだ。
最近では「PowerShot V10」なんかが該当する。
さて30周年を迎えたPowerShotはこの先どうなるか。
最新モデルは動画系の「PowerShot V1」であるが、そろそろ静止画系のモデルも欲しいところ。
PowerShot V1が搭載した新型のイメージセンサーは非常に優秀なので、これを搭載した新シリーズでも展開してくれないかな。例えばPowerShot X1とか。
PowerShot S90、あるいはそのデザインを受け継いだといえるPowerShot G9 X系のコンパクトなのもいい。
昔みたいな豊富なラインアップをそろえるのはもう無理だけれども、昨今のコンパクトデジカメ復権の流れにちょっとのっかってみてほしいなと思うのである。
そうそう、そういえば、PowerShotが30周年ってことは、同じ年に初代機が出た他社のコンパクトデジカメ……例えばソニーの「Cyber-shot」も30周年ではないか。30周年記念モデルとか出さないかな。
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