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令和の風景を昭和に変える面妖な“チェキ“、「instax mini Evo Cinema」でメディアの変遷を追いかけた:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/10 ページ)
なんとも面妖で面白くてハマりそうなカメラが出たものである。「instax mini Evo Cinema」だ。シネマカメラなのにチェキ。どういうことか。
メディアの変遷を学べる(?)ジダイヤルがすごい
と、それで撮影はできるのだが、その前に大事な設定がある。ジダイヤルである。時代+ダイヤルの造語。
側面に1930から2020まで、10個の撮影ポジションがあり、西暦年を現しているのだ。ここをセットしないと話が始まらない。
数字から想像つくように、1930に合わせれば1930年代風の、1970年に合わせれば1970年代風の写真や映像を撮れる……わけだけど、これは「各時代を象徴する」写真や映像を撮れるという方が正しい。
しかも、各時代ごとに10段階の「度合い」がある。レンズ周りのリングがそれ。ジダイヤルエフェクトの度合を調整するというけれども、それぞれの時代によってエフェクトのかかり方が変わるのがまた凝ってる。
その上、その時代に合わせたフレームのオンオフができる。つまり、10×10×2で200通りのバリエーションがあるのだ。
とりあえず、各時代の違いが分かるようガスタンクとポートレートを度合5,フレームオンで撮って並べてみたのがこれだ。
いやもう1930のは戦前の白黒フィルムって感じだし、2020年のはイマドキのデジカメって感じ。
面白いので一つずつ見ていく。
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