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令和の風景を昭和に変える面妖な“チェキ“、「instax mini Evo Cinema」でメディアの変遷を追いかけた荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/10 ページ)

なんとも面妖で面白くてハマりそうなカメラが出たものである。「instax mini Evo Cinema」だ。シネマカメラなのにチェキ。どういうことか。

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  • 1930

1930設定で左が度合1,真ん中が5,右が10。徐々にざらつきが増え、10になるとフィルムの傷まではいってるのが分かる

 戦前の白黒フィルムで撮った映画、あるいは映像がモチーフという感じ。すごくざらついてて粒子も粗い。

 度合を上げるとディテールがどんどん粗くなり、ノイズも増えていく。


自転車の影がきれいだったので1930で。度合をちょっと上げてざらつかせてみた
  • 1940

カラーフィルム登場。1940設定で左が度合1,真ん中が5,右が10。ざらついた感じとかがリアル

 カラーフィルムが誕生し、映画などで徐々に使われはじめたのが1940年代。初期のカラーって感じだ。

 度合を上げると色味が変わったり、フィルムに傷が付いたり、色がしっかり出なくてセピアっぽくなったりしていく。


1940設定で人物。この肌の色合いなんかが昔のカラーフィルムっぽくていい
  • 1950

初期の白黒テレビ。1940設定で左が度合1,真ん中が5,右が10。球面に歪んだり同期がズレて流れたりというのがリアルというかなんというか

 これは昔懐かしい初期の白黒テレビだ。幼児の頃はこんな感じの白黒テレビ観てた記憶(1963年生まれ)。

 昔の白黒テレビっぽく走査線が出てたり、ラインによってちょっとズレてたり、度合を上げると同期が取れなくて上下に流れたり、砂嵐のようなノイズがかかったりしていく。

 これを見て懐かしいと思ったら……かなりのお年ということになります。


何気なく1950設定で撮った蕎麦屋の「なべ焼きうどん」が妙に似合ったので。四隅のビネットもよし

幼児の頃観ていたウルトラマンはこんな画質だった……いやさすがにここまでではなかったけど

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