Blueskyが1億ドルの資金調達を事後公表 AT Protocolの基盤構築を加速
Blueskyは、2025年4月にシリーズBで1億ドルを調達していたと発表した。ユーザー数が4300万人を超える成長を背景に、創設者のジェイ・グラバー氏がCEOを退任してCIOに就任した直後の公表だ。同社は現在、後任となる新CEOの選定を進めている。
米Blueskyは3月19日(現地時間)、昨年4月にシリーズB資金調達ラウンドで1億ドルを調達していたと発表した。主幹事はBain Capital Cryptoで、Alumni Ventures、Anthos Capital、Bloomberg Beta、Knight Foundation、True Venturesが参加した。企業評価額は公表していない。
同社は、2024年10月にシリーズA増資を発表して以降、ユーザー数が1300万人から4300万人超に拡大したと説明している。なお、約1年前の増資をこのタイミングで公表した理由については、この数カ月で分散型オープンプロトコル「AT Protocol」とBlueskyアプリの急成長に対応するためにチーム拡大を進めてきたことに加え、「新たなリーダーシップの時代とさらなる成長」に入る節目で、詳細を共有するためとしている。
この資金調達を主導したのは、Bluesky創業者で前CEOのジェイ・グラバー氏。同氏は最近、CEOを退任し、CIO(最高イノベーション責任者)に転じており、今後はオープンなソーシャル基盤の将来構築に注力する。
Blueskyは今回発表した資金を、同社のミッションと価値観を損なうことなく、オープンなソーシャルWebの将来を築くための基盤になるとしている。あわせて、AT Protocol上で毎週1000以上のアプリが利用され、月間のSDKダウンロード数は40万件超、公開レコードは約200億件に達しているとアピールした。
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