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桜のある風景を美しく、並木もそれっぽく撮るために知っておくと便利なこと荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/7 ページ)

桜の季節です。「桜はこう撮れ」という決まったルールはないけれど、それでも「こういうときはこういうことに気をつけるといいよ」って話はたくさんあるのだ。

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桜の色は?

 ちょうど菜の花が咲き誇っていたので、手前に菜の花をぼかして入れて撮ってみた。菜の花は背が低いのでそれがいい感じにはいるよう、しゃがんで低い位置から撮っている。


菜の花と桜。快晴でそらがもっと青かったら、空の面積を少し広くした構図にしてたかと思う。黄色と薄ピンクのカップリングが春

 桜が見事に「桜色」である。桜色と言われてイメージする色だ。

 ただ、今「桜」と言われて多くの人が思い浮かべるし、桜の開花予想や開花宣言に使われる「ソメイヨシノ」ではない。ソメイヨシノの花びらはほぼ白。ほんのりと薄いピンクが混じってるのでまっ白ではないけれども、ほぼ白い。

 実はこの桜、ソメイヨシノより少し早く咲く「タカトオコヒガンザクラ」という種。信州の高遠固有の種でソメイヨシノより花の色が濃いのでこんないい色になる。

 アップで撮って比べてみるとよく分かる。順番に、まっ白な花を咲かせるオオシマザクラ(たぶん)、少しピンクのタカトオコヒガンザクラ、その中間のソメイヨシノ。


(たぶん)オオシマザクラ。白い花と緑の葉が同時に出るのが特徴。ちなみに桜餅の葉はこのオオシマザクラの葉の塩漬けを使っている。香りがいい

タカトオコヒガンザクラの花。ほんのり薄ピンクで写真映えがする上に、ソメイヨシノより1週間ほど早く咲くので重宝するのだった

よく見るとほんの少し色がついているソメイヨシノ。複数の花びらが重なるともうちょっと色が付いて見える

 そうそう、桜の花を撮るときは露出に注意。白っぽい花をより白く華やかにふわっと撮りたいときはプラスの補正をかけてやる。

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