テレビ録画の長期保存もクラウドで デジオンの新サービスは月額380円から
デジオンは8日、テレビ視聴アプリ「DiXiM Play」がクラウド保存に対応したと発表した。併せて専用クラウドサービス「DiXiM U Cloud」の提供を始めている。
ホームネットワークやIoT関連の事業を手掛けるデジオン(福岡市早良区)は4月8日、テレビ視聴アプリ「DiXiM Play」がクラウド保存に対応したと発表。併せて専用クラウドサービス「DiXiM U Cloud」の提供を始めた。料金は月額380円から。
放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が2025年10月31日に公開した「受信機のクラウド録画対応に関する要件」を受けて可能になったサービス。デジオンは「録画番組の長期保存はBlu-ray DiscやNASへの保存が一般的だったが、近年はこれらの選択肢は縮小しつつある。DiXiM U Cloudは録画番組の新たな保存手段としてクラウド保存を提供する」としている。
DiXiM Playに8日公開のアップデートを適用すると、レコーダーから持ち出した番組をDiXiM U Cloud上に保存可能になる。対応するレコーダーは、DTCP-IP規格の“持ち出し機能”(DTCPムーブ)を持つ製品。メーカーによって呼び方や対応時期は異なるが、BDレコーダーでは2010年代の前半に対応が進んだ。
クラウドへのアップロードはアプリ操作で行う。録画番組のタイトルや任意のサムネイルを設定できる他、特定のシーンの切り出しやリスト化も可能。なお、デジオンによると、Windows向けのアップロード専用ツールを4月末から5月頃にかけて公開する予定だという。
再生は、DiXiM Playアプリを導入したスマートフォン(iOS、Android)やタブレット、Amazon Fire TV、Android TV/Google TVなどで行える。コンテンツのプレイリスト表示や倍速再生/連続再生、ピクチャーインピクチャーなどの機能も利用可能だ。
DiXiM U Cloudの利用プランは2つ。すでにDiXiM Playのライセンスを持っている人向けの「スタンダードプラン」では、録画容量100GBを月額380円で提供する。またDiXiM Playのライセンスを持っていない人に向けては、1契約でDiXiM Playの全OSライセンスが付いてくる月額580円の「フルセットプラン」を用意した。
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