「insta360 GO Ultra」は夜にも強かった 画質とウェアラブル性のバランスがいいアクションカムを試す:荻窪圭のデジカメレビュープラス(8/8 ページ)
どのカメラよりも気軽にウェアラブルできて、ハンズフリー撮影も楽々なアクションカメラだが、小さいためにバッテリーの持ちや動画性能に限界があった。そこを解消すべく登場したのが「insta360 GO Ultra」だ。
下は夜の公園で歩きながら撮影した動画。左側が通常の動画モード、右側がPureVideoモード。ライトアップされてるわけではない、公園灯がいくつかあるだけの普通の公園(つまりけっこう暗い)でもPureVideoならこれだけ撮れる。
このあたり、新たにAIチップを搭載し、内部で複雑な処理をしているのがでかいのだろう。
かくして、小さくて軽くて自由だけどその分性能に制限があった従来のinsta360 GOに対し、ちょっと大きくなったけど性能に妥協しないぜ、クオリティーも他のアクションカメラにひけをとらないぜって登場したのがinsta360 GO Ultra。
小さいがための制限がぐっと減った分、より汎用性が上がっていろんなシーンで使えるし、アクションポッドにつけた状態で普通にアクションカメラとして使ってもokとなった。
かつてアクションカメラは今までのカメラでは難しかったエクストリームな映像を撮れるのが一番のウリだったけど、時代が進み、その小ささやウェアラブルを生かした様々なシーンで当たり前のように使われるようになり(例えば、私がときどき出演してるテレビ番組でも当たり前のようにOSMO Pocket 3を持たされるし)、本職のビデオカメラと遜色ないクオリティーが求められるようになり、1型センサー搭載機も当たり前になってきた。
insta 360GO Ultraもそんな時代に応えられるようセンサーサイズが大きく、録画時間も延び、クオリティーも上がり、LOG撮影も可能になり、時代の要請に応えてきたのだ。それに相変わらずブレ補正と水平ロックは超強力なのである。というわけで、クオリティーとウェアラブルさのバランスでは最強かも。
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