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12万円を切るコンボドライブ搭載のA4ノート――WinBook WA2200C4(3/3 ページ)

ソーテックの「WinBook WA2200C4」は、A4フルサイズのノートでありながら12万円を切る製品だ。しかし低価格にもかかわらず、ハード・ソフトの双方で非常に魅力のあるマシンに仕上がっている。

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付属ソフトも充実。ただしキーボードは若干改善の余地あり

 低価格なノートは付属ソフトを削ってコストを抑えていることも多いが、WA2200C4ではビジネスソフトとして「Lotus SuperOffice for SOTEC」、DVD再生ソフトとして「WinDVD 4 for SOTEC」、ライティングソフト「Drag´n Drop CD + DVD3」など、16種類以上のソフトがバンドルされている。購入してすぐにビジネスアプリケーションやDVDビデオ再生、CD-R/RWのライティングなどが行える。低価格ノートでここまで付属ソフトが充実している点も十分評価に値するだろう。

 ただし、中には改善を望みたい部分もある。それはキーボードだ。19ミリキーピッチ、2.8ミリストロークと、スペック的には申し分ないのだが、Enterキーの右側にPgUp、PgDnキーとHomeキーが配置されており、誤操作の可能性がかなり高い。できればEnterキーの右側に何もキーが配置されないキーボードを採用してほしい。


Enterキーの右側にPgUp、PgDnキーとHomeキーが配置されており、誤操作の可能性がかなり高い

 また、ノートPCといえどもUSBマウスを接続して利用する人が多いことを考えると、USBコネクタを本体右側面にも用意してもらいたかった。これらの点はぜひとも改善してもらいたい部分だ。


右側面はコンボドライブのみが配置されている

 搭載するCPUやチップセットを考えると性能的には最新のノートに若干劣ることは否定できないものの、12万円を切る価格でここまでのスペックと付属ソフトのバンドルが実現されている点を考えると、かなり魅力的なマシンだと言える。セカンドマシンとしての用途はもちろんのこと、これからパソコンを始めようと思っている人にも十分おすすめできる製品だ。

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