JCS導入事例：「livedoor」「DATA HOTEL」等に実績〜ライブドア（2/2 ページ）
各種ウェブサービスを提供するポータル「livedoor」やデータセンター「DATA HOTEL」を運営することで有名なライブドア株式会社は、顧客要望に応えるCTOと信頼性、性能、価格のバランスの良さから、JCSのサーバを選択した。同社ネットワーク＆ソリューション事業部の嶋田氏に話を聞いた。
サーバの優れた品質
――御社で導入したサーバの品質についてはどうですか？
品質については満足しています。特に故障の発生率からいうと他社の製品と比較して非常に優秀です。おそらく、これはJCSさんのクオリティコントロールがいいことと納入前の負荷試験のやり方が他社に比べて優れているためだと思います。
ニーズに合わせた柔軟な対応も魅力
――御社のlivedoorのサービスでも、JCSのサーバは利用されているのでしょうか？
はい。利用しています。livedoorのサービスもDATA HOTELを利用しています。サービスごとに必要となる仕様が違いますのですべてではありませんが、JCSさんのサーバで稼働しているものもありますよ。
――かなり大きなサービスにもDATA HOTELは対応しているんですね。
自社のプロバイダ事業などもそうですし、大きなシステムをお預かりしている企業もあります。ブロードバンド時代となり末端側の回線が太くなっていますから、サーバ側も信頼性が高くレスポンスも速いものが求められています。DATA HOTELは、ホテル的なサービスを目指しているフルマネージドホスティングサービスですから、安心して提供できるサーバが必要なのです。そうした安心できるサーバをつくるためにJCSさんにはいろいろとご協力いただいています。DATA HOTELではお客様から特別な指定がない場合の標準的なサーバとしてJCSさんのサーバをお勧めしています。
ライブドアとJCSの今後
――JCSに言いたいこと、これからの要望などはありますか？
信頼性、性能、価格のバランスの良さは本当に助かっています。また、スペックなどの面でも、無理を言っている部分が相当ありますし、価格の面でもこれを付けて今回はこの値段でお願いします、といったような無理な注文をたまには出すこともありますが、そうした場合でも可能な限り対応していただいています。また、データセンターというのはサーバを数千台単位で置くわけですから、1台1台の消費電力にも十分配慮する必要がありますが、特別仕様の低消費電力サーバの製作といった面でも現在いろいろとご協力いただいています。
サーバは稼働状態が安定しなければ困りますし、かなりの程度の耐久性が必要です。そういった耐久テストなどもJCSさんと協力してやらせていただいています。当社でこれだけ導入しているということは、導入するだけの価値があるということだと考えていただいてよいと思いますよ。
今後に関しては、LINUXなどの新しいディストリビューションに逐次対応することはもちろん、これから高まるであろうストレージの耐久性などの部分でもJCSさんと一緒に取り組んで行きたいと思っています。そういったお客様の要望に応えられるものを、これからもご提供いただければと考えています。
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