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軽量で気軽に持ち運びできる大画面Let'snote登場――Let'snote LIGHT Y2(3/3 ページ)

Let'snote LIGHTシリーズに新しく「Y2シリーズ」が加わった。14.1インチSXGA+表示という大画面液晶ディスプレイに加えて、光学ドライブを搭載するにもかかわらず、約1.5キロと軽量だ。バッテリー駆動も約7.5時間可能なため、Let'snoteのイメージにふさわしいモバイルノートPCとして、十分持ち運んで利用できるマシンに仕上がっている。

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 なお、本体サイズが大きくなったことで、キーボードにはキーピッチが19ミリのフルサイズキーボードが採用されている。ストロークも深くなり、キータッチは明らかに向上している。

 配列に特殊な部分もなく、従来のLet'snote LIGHTシリーズのキーボードよりも操作性は大幅に向上したと言ってよいだろう。ポインティングデバイスは、おなじみのホイールパッドで、こちらの操作性も全く問題ない。


キーピッチが19ミリのフルサイズキーボードをキーボードに採用

Let'snote LIGHTシリーズの特徴である長時間のバッテリー駆動も継承

 Let'snote LIGHTシリーズは、ただ単に軽いだけではなく、標準バッテリーで長時間の駆動を実現しているという点も大きな特徴だ。もちろん、その特徴はCF-Y2にも受け継がれており、標準バッテリーを利用して最大7.5時間という、非常に長時間のバッテリー駆動を実現している。

 14.1インチの液晶ディスプレイを搭載すれば、10.4インチや12.1インチの液晶ディスプレイよりも消費電力が多くなり、それだけバッテリー駆動時間が短くなってしまうはずだ。

 しかし、CF-Y2では、バックライトとして利用する蛍光管を改良するだけでなく、蛍光管の光をより効率よく集める集光材を開発することなどにより、270cd/uという高い輝度を実現しながら低消費電力を実現した。

 また、CPUの発熱をボディ全体に伝えて熱を発散させる構造によって、CPUファンも搭載していない。こういった低消費電力構造によって、Let'snote LIGHT W2に採用されていたものと同じバッテリーを採用しながら、約7.5時間という長時間のバッテリー駆動を実現しているわけだ。

 ちなみに、CF-Y2に搭載されているCPUは、すでに紹介したように低電圧版Pentium M/1.2GHzだが、低電圧版Pentium Mを搭載したファンレスマシンは、このCF-Y2が初めてとなる。もちろんファンレスなので静寂性も高く、この点もCF-Y2の特徴の一つである。

マイレッツ倶楽部の直販モデルでは仕様面のカスタマイズも可能

 Let'snote LIGHTシリーズは、パナソニックのパソコン直販サイト「マイレッツ倶楽部」で購入すれば、購入時にメインメモリやハードディスクの容量、ボディカラーなどをカスタマイズできる。

 もちろんこのCF-Y2に関してもマイレッツ倶楽部でのカスタマイズが可能で、ハードディスク容量を60Gバイトに変更したり、液晶天板の色を変更できる。

 SXGA+の表示解像度に対応した14.1インチの液晶ディスプレイを搭載し、フルスペックのA4サイズ2スピンドルマシンに匹敵するような高い基本性能を実現しながら、1.5キロを切る非常に軽量な本体重量を実現したCF-Y2は、本格的なモバイルマシンとして十分に活用できる。メインマシンとしても活用できるモバイルPCを探している人にとって、CF-Y2は非常に魅力的なマシンとなるだろう。

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