ICH6マザーの回収騒ぎが端を発する、連鎖“リコール”の不安

先週のトップは「Tiger」ことMac OS X次期バージョン10.4に関するニュースであった。「荒れる」と予報された一連のICH6騒動は今週、どうなったのだろうか。

[岩城俊介，ITmedia] PC用表示

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　先週末より、一連のICH6マザーのリコール騒動がようやく収まってきたようで、アキバではIntel 915/925Xマザーボード販売が一部再開（関連記事参照）された。アキバ各ショップでは、

「マザーがないのに、LGA775 Pentium 4やDDR2メモリが売れるわけなく、この1週間はベンチならぬ倉庫温めてました。ちょっと困ってました」

　なんていう声も聞かれたが、今週末こそは複数メーカーが揃った“祭り”（関連記事参照）が、規模こそは縮小されながらも再開することだろう。これは一応、雲の隙間から太陽差し込む感じの晴れ。

　一方、三菱自動車のリコール隠し騒動により予備知識を得られていたところでの、今回のICH6マザー回収騒動。ところでどうも最近、製品リコールの発表が多い気がするのは気のせいだろうか。

　ITmediaで取り上げた主な関連記事は以下の通り。

　何かPC系製品のリコールが流行りだしたらいやだなぁと、一転曇りに逆戻り。

　かくして、「この週末も荒れるアキバになるでしょう」という、PCUPdateの気象ならぬ希少パーツ予報士N記者の予報は、私にとっては半分外れて半分当たったのであった。

　さてPCUPdateでは今週より、PCUPdateのTOPページと各サブチャンネルのトップページにて、マーケティング会社GfK Japanと協力、全国3500店舗の量販店データを集計した、現在の“売れ筋製品”トップ10情報の提供を開始しました。ページ右下に表示されています。

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