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Movie Tank始動――アイ・オー、「挑戦者」ブランド6製品を発表

7月14日、アイ・オー・データ機器は発表会を開催し、MPEG-4対応TV出力搭載外付けハードディスクユニット「Movie Tank」を含む「挑戦者」ブランド6製品を発表した。7月下旬より順次発売開始。

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 アイ・オー・データ機器は7月14日、都内で発表会を開催し、「挑戦者」ブランド6製品を発表した。

「挑戦者」とは、パワーユーザーをターゲットとしたアイ・オー・データ機器のパーツブランド。非サポートをうたい、「あくまで自力で解決できる人」がターゲットとなる。

MPEG-4対応TV出力を搭載する外付けHDDケース「Movie Tank」

 今回の発表の中で目を引いたのは、MPEG-4対応TV出力搭載外付けハードディスクユニット「Movie Tank」。コンポジットビデオ出力、Sビデオ出力を持つため、HDD内に録りためた映像コンテンツをTVで楽しむことができる。コンポーネントビデオ出力も搭載されているので、D4端子付きTVにも接続可能。


MPEG-4対応TV出力搭載外付けハードディスクユニット「Movie Tank」。店頭予想価格は1万6000円前後で、7月末に発売

HDDは別売。自分で好きな容量のHDDを取り付けて利用する

 Movie Tankが対応するフォーマットは、MPEG-1/2/4、MP3、JPEG。USB2.0端子を搭載するので、ファイルのコピーはUSB経由で行うことになる。本体は、USBマスストレージクラスのデバイスとして認識される。

2台や4台のHDDをひとまとめにできる3.5インチ外付けHDDケース

 HDDケースとしては3点を発表。1台のHDDを外付けドライブとして利用できる「SOTO-3.5XUE」のほか、2台のHDDを合算して1台のHDDとして利用できる「SOTO-HDWUE」や、同様に4台のHDDをまとめて利用できる「SOTO-HDZUE」が展示されていた。

 それぞれUSB2.0/IEEE1394に対応し、こちらもUSBマスストレージクラスとして扱える。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格はSOTO-3.5XUEが9000円前後、SOTO-HDWUEが1万4000円前後、SOTO-HDZUEが3万円前後。SOTO-3.5XUEは8月末だが、ほか2機種は7月末より発売開始。


HDD4台をまとめて1台として利用できる「SOTO-HDZUE」

「SOTO-HDZUEの基盤上にあるジャンパ用の穴にジャンパピンを取り付けて利用すると実は、2台だけつなげて1台に見せるとか、3台だけ入れて1台に、と使えるようになるんですよ」(担当者談)。ただし「挑戦者」なので、くれぐれも自己責任での利用、ということで…

こちらは2.5インチのHDDを収納できるケース「SOTO-2.5XUBS」。オープンプライスで店頭予想価格は5000円前後。7月末発売

ノート用のスリムタイプ光学ドライブを外付け光学ドライブにする「SOTO-DVPUE」。USB2.0/IEEE1394に対応。店頭予想価格は8000円前後で7月末発売予定

参考出展にも気になるブツが

 このほか、リムーバブルHDDケースに取り付けて、HDDを「リムーバブルディスク」として認識させるデバイス「Change Tank」が参考出展されていた。


HDDを「リムーバブルディスク」として認識させるデバイス「Change Tank」

 現状では3.5インチベイに収まるくらいの基盤サイズが必要だが、「リムーバブルケース内に絶対収める」(担当者談)とのこと。ケース内のHDDとコネクタの間にかませる形になるので、現在使っているリムーバブルケースに、そのまま取り付けることができるそうだ。

 発売予定は9月上旬。OSを問わず活用できるとのことなので、こちらも注目が集まりそうだ。

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