レビュー
ちょっとレトロでかっこいいレンズ回転式デジカメ――Optio X(4/4 ページ)
久々に個性の強い、ユニークなデジカメが登場した。「Optio X」である。レンズ回転式、沈胴式3倍ズームと500万画素というスペックだが、それだけでは表しきれない、いろんな要素が詰まったデジカメなのだ。なので今回はちょっと長めのレビューです。
Optio X、作例
青空と赤レンガ風の家を風景モードで撮影。「PowerShot A95」で掲載したサンプルとほぼ同時刻の撮影なので、そちらと比べてみると分かりやすいが、もうちょっとすっきりした色を出してもらえると嬉しい感じだ(オリジナル画像はこちら)
彩度をノーマルと高で撮り比べてみた。こういうときは彩度を上げた方がより空の青が鮮やかになって雰囲気が出る
哲学堂公園にて撮影した赤とんぼ。マクロモードにし、テレ端で撮影。本当は顔の辺りにピントを合わせたかったのだが、微妙にずれていて残念。ややローアングルだがレンズを回転させて対処出来た(オリジナル画像はこちら)
白熱灯の室内で寝ている2匹の猫をホワイトバランスブラケットを使って撮影。ブラケット幅は最大にセットしてある。1枚目がオート、2枚目がマイナス、3番目がプラスで上手く使えばかなり役立ちそう。オートではかなりオレンジ色にかぶっているからだ
白熱灯照明下でカスタムホワイトバランスを使って色を決定し、スーパーマクロモードで撮影。ISO感度を80、160、320と変えて撮影した。増感するとノイズが増えていくわけだが、できればISO 160以下で撮りたい。ISO 80での画質を見ると、他社のようにISO 50から始めてもよかったのではないかと思う
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