レビュー
あわただしい年の瀬なので、きょうはECS「915-A」のPCI Express Liteを急いで調べてみた:マザーボード(2/3 ページ)
PCI Expressという新規格が立ち上がった2004年。「時代の移行期」に必ず登場するのが新旧規格をサポートする製品だ。ということで、2004年のパーツレビューは変わり種スロット「PCI Express Lite」で締めくくることにしよう。
Intel 915Gマザー相当のパフォーマンスを発揮
ベンチマークシステム環境 | |
CPU | Pentium 4/540(3.2GHz) |
グラフィックスカード | GeForce 6800 GT |
メモリ | PC3200/512MB×2ch |
HDD | ST3160023AS |
OS | Windows XP Professional +SP2 |
マザーボードとしてのパフォーマンスは、Intel 915Gを搭載したAOpenマザー「i915Gm-I」と比べてみた。Intel 915GとIntel 915GVという違いはあるものの、それは「外部接続用のPCI Express X16スロットを用意しているか否か」程度でしかない。
スペック的にほとんど違いのない両者であるため、ベンチマークの結果がほぼ同じになるのも当然だろう。DDR2対応のメモリスロットとDDR対応メモリスロットの混載、PCI Express LiteにAGP Expressの実装と、スペック的にはややトリッキーな915-Aであるが、そのパフォーマンスや挙動に不安定なところは見受けられない。
PCI Express Lite、AGP Express、そしてチップセット内蔵と三つのグラフィック用インタフェースを実装しているのを実感させるのが「Init Display First」メニュー。チップセット内蔵のグラフィックスのみの状態ではこのように表示されるが、スロットにグラフィックスカードを組み込むと「IGD」が表示されなくなる
PCI Express Liteに実装したグラフィックスカードのパフォーマンスは?
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