レビュー
いわゆる“キヤノン純正”――双方向通信に完全対応する無線プリントサーバ「NetHawk WP100」(3/4 ページ)
1人1台PCを所持し家庭内ネットワークを構築する家庭が増えてきたが、プリンタはどのように設置しているだろうか。今回はいわゆる“キヤノン純正”プリントサーバを用いて、より高度な家庭内プリンタおよびインクジェット複合機の無線共有を行ってみた。
インクジェット複合機の場合はスキャナ、FAXなども同時に認識する
このとき、設定したIPアドレスをブラウザから直接入力することで、NetHawk WP100の管理画面を呼び出すことができる。無線LANの暗号化など重要な設定や変更はここで行える。ログなどの確認も可能だ。
なお、NetHawk WP100をアクセスポイントとして無線LAN経由で認識させる場合は、マニュアルにあるアクセスポイント名(SSID)を入力することで接続する。
では、PIXUS MP390のプリントとスキャン、カードスロットを活用してみることに使用。それぞれの動作画面は以下の通りだ。
スキャナ機能を使用するところ。普通にUSB接続した場合とまったく変わらない感覚で扱える。無線LANなどでPCから離れたところに置ける半面、複合機側から送信先PCを指定して送信できるとさらに楽なのだが、残念ながらこの機能はないようだ
PIXUS MP390は、前面にメモリカードリーダーも搭載するが、このメモリカードリーダー機能も共有化できる。加えてNetHawk WP100に別途USBメモリを接続みたところ、このように表示され認識されていることが分かる
キヤノン製品ユーザー、特に複合機ユーザーは導入の価値は十分にある
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