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いわゆる“キヤノン純正”――双方向通信に完全対応する無線プリントサーバ「NetHawk WP100」(4/4 ページ)

1人1台PCを所持し家庭内ネットワークを構築する家庭が増えてきたが、プリンタはどのように設置しているだろうか。今回はいわゆる“キヤノン純正”プリントサーバを用いて、より高度な家庭内プリンタおよびインクジェット複合機の無線共有を行ってみた。

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キヤノン製品ユーザー、特に複合機ユーザーは導入の価値は十分にある

 数千円台からとかなり安価なものも存在するプリントサーバ機器。ブロードバンドルータやNASなどプリンタ接続機能(USBポートやパラレルポート)が搭載される製品も多数リリースされ、「家庭内におけるプリンタの共有」は今後は結構当たり前の機能になってきそうな分野だ。

 NetHawk WP100はその中において、販売価格は約2万円台半ばとやや高価(ITmedia Shoppingで最安値を検索する)なのが、ややマイナスポイントとなる。ただし、いわゆるキヤノン純正であるだけに、キヤノン製品を使用するユーザーにとっては一般的なプリントサーバと比較すると、双方向通信に確実に対応していることは大きなメリットになる。

 ちなみに無線LAN機能を搭載せずやや安価な「NetHawk EP100」という製品もラインアップされている。すでに無線LAN環境が整っている家庭の場合はこちらを選択してもよいだろう(ただしこの場合でも、WP100を無線環境に置いて無線化できるため、より設置の自由度を高めるならWP100の方が適しているかもしれない)。

 前述の通り筆者は、FAX機能やスキャナも必要であるために複合機である「PIXUS MP390」を所持しているが、安価なプリントサーバを導入しPCからの印刷はLAN共有を、ただしスキャナ使用時はわざわざUSB接続に切り替えるといった面倒なことする必要が完全になくなった。LAN越しにどのPCからも利用できるという便利さをあらためて感じることができた1台だ。

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