やっぱり最後は小物でまとめましょう:今週はCOMPUTEX TAIPEI 2005で四苦八苦した(2/3 ページ)
大手ベンダーのブースは「デュアルコア対応」「マルチGPU対応」といった最新の技術を盛り込んだ正統PCパーツ大集合!であるが、自作PCユーザーにとってのCOMPUTEX TAIPEIとは「まっとうなPCパーツもいいけれど、やっぱりキワモノでしょう!」
デザイン「だけ」で勝負するPCケースも捨てがたい
INNO21ブースには、おお、大きなアナログ計器が2つも付いていて、なんかいい雰囲気ではないかっ、といった感じのPCケースを発見。真ん中の計器は温度計で上は……、ん!時計? なんとなくいやな予感が。
で、フロントカバーをあけると、時計がそのまま組み込まれていることが判明。さらに、温度計も普通の温度計が組み込まれているだけで、CPUや筐体内部の温度が表示されるわけでない。ううう、なんて分かりやすいんだ。
iCuteブースのあったPCケースは一見するとAVプレーヤーのような縦置き光学ドライブが、な、なんと3つもっ、とテレビショッピングのように叫びたくなる一品だが、こちらもカバーをあけるとただのCDフォルダであることが判明。見た目と真実の落差がここまで大きいと、かえって許してしまえるのはなぜだ。
Linda Techブースには、ベンツ風エンブレムに無垢の木目も美しい、見るからに「がっはっは、とにかく一番高いものを適当に見繕ってよろしくちゃ〜ん」的金満ユーザーが喜びそうなPCケースが展示されていたが、よくよく聞くと「通常のPCケースに木目風プリントを施しただけ」ということだった。
多種多様なキーボードが展示されるなか、絶大なるインパクトを与えてくれたのがこの「カエル」キーボード。表面の質感や曲面を多用した凝った格好のいい、しかし、小手先だけの「右にならえ!」キーボードたちに「デザインで遊ぶならここまでやれっ!」といいたくなるほど、思い切ったスタイルをしているのだ。
カエルキーボードを扱っているEagle B&L Instrumentは同じテイストの目玉がぐるぐる動く「カエル」スピーカーを日本に出荷してる。キーボードは出荷しないのか、との問いには「キートップの交換が大変だからいやだ」と答えた
ライバルだけど紹介しよう「出版ブース」
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