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ATIら3社が「斜め配線」採用のPCI-Expressグラフィックスチップ開発

ATIら3社は業界初の“X Architecture”によるチップを製造した。量産開始は今年後半。

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 ATI Technologies、Cadence Design Systems、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)の3社は6月13日、業界で初めてCadenceの“X Architecture”設計手法を採用したデバイス製造に成功したと発表した。

 “X Architecture”は半導体を斜め配線することによりチップコストを引き下げるとともに性能を向上させ、消費電力を抑える役割を果たすという。この技術を使ったATIのチップは高性能のPCI-Expressグラフィックスプロセッサで、デスクトップPC、ノートPCの両方で使われる。製造はTSMCの0.11ミクロンプロセスで行われた。量産開始は今年後半から。

 ATIは“X Architecture”を推進する団体であるX Initiativeに、ファブレスとしては初めて参加している。

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