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キー/マウスのリモート操作にも対応──マルチモニタ拡張ソフト「MaxiVista」に新バージョン

エージーテックは、マルチディスプレイ拡張ソフト「MaxiVista」の新バージョンを30日より発売する。このバージョンにて、別PCのキーボード/マウス操作もエミュレートできる「リモートコントロール機能」も備わった。

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 エージーテックは8月9日、を発表、Bartels Media製マルチディスプレイ拡張ソフト「MaxiVista」日本語版の新バージョン「MaxiVista Version 2.0」を発表、8月30日より発売を開始する。

 MaxVistaは、メインPCにインストールする仮想グラフィックスカードドライバとそのクライアントソフトにより、LAN接続された別PCのディスプレイをデスクトップ領域として拡張できるようにするソフトウェア。

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LAN接続された別のPCを拡張ディスプレイ領域として利用できる

 前バージョンの1.5にて実装された最大3台分(計4台)のディスプレイ領域を拡張できるマルチビューア機能や、メインPCと同様の画面を別ディスプレイに映すクローンモードに加えて、今回のVersion 2.0では別PCのキーボード/マウス操作もエミュレートできる「リモートコントロール機能」の装備と、基本価格の値下げが大きなポイントとなる。

 リモートコントロール機能は、2台め以降のPCディスプレイ画面を拡張デスクトップとして利用しない時に、キーボード入力/マウスをエミュレートすることで、そのPCの操作が行えるようになるもの。メインPC側のホットキー操作により、デスクトップ拡張モードとリモートコントロールモードを切り替えることができる。マウス操作ではホイール操作にも対応する。

 ほか、新たな同ソフトでの通信時における新たな画像圧縮技術を用いたり、WiFi規格のパケット長に合わせるといったドライバの最適化が行われ、IEEE 802.11bでの無線LAN接続時において、前バージョンよりスムースな動画再生が行えるようになった。

 対応OSは、メインPC側がWindows 2000 Professional/XP/Server 2003。2台め以降のPCはWindows 98/Me/2000 Professional/XP/Server 2003。

 ラインアップは、搭載機能別にStandard/Professional/Mirror Proの3種が用意される。各モデルの価格と搭載機能は以下の通り。

製品機能パッケージ版価格ダウンロード版価格
MaxiVista Version 2.0 Standardデスクトップ拡張(最大1台)4200円
MaxiVista Version 2.0 Professionalデスクトップ拡張(最大3台)/リモートコントロール7140円5880円
MaxiVista Version 2.0 Mirror Proデスクトップ拡張(最大3台)/リモートコントロール/ミラーリング(クローン)8820円7560円

 14日ないし50回の起動が可能な無償評価版も用意される。

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