レビュー
きょうは「WinFast PX7800GT」で今年の「ちょい安ハイエンド」の実力に唸ってみた:グラフィックスカード(3/4 ページ)
NVIDIAが先日発表した最新GPU「GeForce 7800 GTX」の下位モデルにあたるエントリーGPU「GeForce 7800 GT」を発表した。すでに、グラフィックスカードベンターからこのGPUを搭載した製品が発表されており、それらの実売想定価格は4万8000円前後となっている。さて、その性能やいかに。
削減(?)されたシェーダユニットの影響は?
念のため、数が減らされたシェーダユニットの影響を3DMark03の「Vertex Shader」「Pixel Shader 2.0」「Ragtroll」と3DMark05の「Pixel Shader」「Vertex Shader - Simple」「Vertex Shader - Complex」の値で確認しておく。
VertexShaderユニット1個減、PixelShaderパイプライン4本減、ということで、シェーダプログラムの処理能力を測定するベンチマークの結果もそれに見合った結果を示している。
3DMark03のVertexShaderやRagtrollベンチマークのグラフを見ていると、GeForce 7800 GTXから性能はダウンしてもATIのハイエンドラインアップであるRADEON XT850XTは上回るように、GeForce 7800 GTのスペックが決められたように思えてしまうのは、単に考えすぎだろうか(それでも3DMark05のVertexShader関連ベンチはRADEON X850XTにかなわないのだが)。
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