第3回 大人買いPCのトホホな顛末:疼きだした病気編:プレイバック“大人買い” 2005(2/2 ページ)
慢性的になんらかの悩みを抱えさせ、都度出費を強いるPC、それが大人買いPC。ヤツはHDDが嫌いなのか、トラブルの元はいつでもHDDなのである。別にi-RAMにしてもいいぞと思うきょうこのごろ。
2Tバイト分搭載したHDDの顛末
8基搭載する250GバイトHDDのうち、1台はOS、1台は仕事データ保存用、1台はそのバックアップ用に常時使用する。残りは5基。それもTV録画データに加え、保管版DVDメディアのデータを待避させるのに用いる。速度ではなく、絶対的な容量が必要なのでストライピングやミラーリングは行わず、複数ドライブを1つの論理ボリュームにするスパンニングも前述のトラブルから、ヤツで行うのは怖いので行っていない。
メディアのデータ待避とは、数年前に作成したCD-RやDVDメディアのデータが読めなくなる兆候がそのときにちょうど出だしたため。10枚に1枚程度の確率で、読み込みエラーが発生するようになり、あわててデータのサルベージを開始したのである。
これは当時、激安のノーブランドメディアを使った自分のせいだ。もちろんこんなところまでさかのぼって大人買いPCのせいにしてしまっては被害妄想も甚だしいと言われそうだ。いちおう、購入した光学ドライブのせい、ってこともあるのかもしれないが。
さておき、サルベージしたデータ群は新たにメディアに焼き直ししたいのだが、面倒くさい。……別にHDDに残したままでいいじゃないか。また大人買いの虫がうずき出した。
それならばと、サルベージに使用したHDDは新規のHDDと交換してしまうことを計画する。ついでに、ほぼ連続稼働している、仕事用として使うメインの2基も万全を期して新品にリプレースしてしまおう。
そう決めれば話は早い。早速アキバで250GバイトHDDを4基購入。1基約1万3000円と、あの当時よりも5000円ほど安くなっている。うーん、やっぱ買い物って楽しいなぁ。
この取り外した4基のHDDは、センチュリー「ドライブドアTERABOX」のような外付けケースに入れて利用したいのだが、できれば利便性も考えてUSB2.0とNAS機能両方が付いており、Serial ATA HDDを内蔵可能な適当な製品が見つからない(そして、ヤツと同じ色のブラックカラーのもの)。
USB接続の外付けドライブとしては使えないけど、バッファロー「TeraStation」のガワだけって売っていないかなぁ。さておきこれを読んでくれたメーカーの皆様、ウチにはこんなのあるよ、というものがありましたら紹介して下さい。買いに走りますので。
IDE HDDを4台まで内蔵できる、USB外付けケース、センチュリー「ドライブドアTERABOX」。容量を合算できるコンバインモードを備え、PCの電源に連動できるなど、使い勝手はよさそう。価格は1万9000円くらい(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)
250GバイトHDD4基とギガビットLANを搭載するNAS、バッファロー「TeraStation HD-H1.0TGL/R5」。実売価格は9万円ほど(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
(続く)
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