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なんと総額500万円超──Opteron×8搭載スペシャルマシン登場。購入勇者求む週末アキバPick UP!(1/4 ページ)

アキバ各ショップに入荷された、発売ほやほやの新製品をITmediaアキバ取材班が調査、注目商品をピックアップしていく「週末アキバPick UP!」。今週のキーワードは「みんなで買おう、500万マシン」「ハイブリッドマザーようやく」「も1つハイブリッド」「ポータブルドライブ大量入荷」だ!

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Opteron×8搭載スペシャルマシン登場、購入する勇者求む

 今週金曜、USER'S SIDE秋葉原本店でTYAN製サーバ用ベアボーンキット「Transport VX50 B4881V50S4H-8P」と、同機を用いた組み込みマシンの予約販売が始まった。価格はベアボーンキットだけで94万5000円。月内には出荷できるという。

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USER'S SIDE秋葉原本店でデモが行われている「Transport VX50 B4881V50S4H-8P」を用いたスペシャルマシン。週末まで展示している(左)。M4881はマザーに被さる形で搭載される(右)

 Transport VX50は、Opteron 800系CPUを8基と最大128Gバイトのメモリを搭載できるサーバ向けのベアボーンキットだ。同社製マザー「Thunder K8QW S4881」にはSocket 940が4基搭載され、かつ4基のSocket 949と16本のメモリスロットを備える増設ボード「M4881」を組み合わせることで8CPU構成を実現する。

 ドライブ系ベイは、シャドーベイとモービルラックをそれぞれ4基備え、標準で計8基のHDDを接続可能。ほか5インチベイを3基用意し、スリムタイプのCD-ROMドライブが標準で搭載される。また、PCI Express x16スロット2基、ギガビットLANポート×2を備える。

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電源ユニットは標準で4基が縦に搭載されている(左)。Opteron 852を8基搭載するUSER'S SIDE秋葉原本店のデモ機のデバイスマネージャ画面。「性能が測れるベンチマークツールがなくて困っています」と店員

 その装備も驚異ながら、価格もまさしくケタ違いだ。ベアボーンキットだけで約100万円、CPUにOpteron 875を選んだ場合、約35万円×8個でプラス280万円。「メモリ容量ももちろんCPUに合わせて最低32Gバイト程度は搭載するとして、グラフィックスカードやHDDを加えていくと……500万円くらいですかね。お安くしときまっせ」と手揉む店員氏。あなたはどこの出身なんだ。

 なお、偶然同店内にいたTYAN営業担当氏も「個人の方でも、もちろん大歓迎です。高級車を買うつもりでドシドシ注文してください」としれっと話す。

 それはそうとPCも、トヨタにおけるレクサスブランドのような、メルセデスベンツにおけるマイバッハのような高級戦略を図っていく道もあるのだろうか。

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インテル/AMDハイブリッドマザー、ようやく(?)登場

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