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シーゲイト、個人向けHDD新シリーズ「Barracuda 7200.9」発表(2/2 ページ)

日本シーゲイトは、PC/デジタル家電からローエンドサーバまでをまかなう個人向け3.5インチHDDの新シリーズ「Barracuda 7200.9」を発表した。40G〜500Gバイトまでの容量、Ultra ATA/100・Serial ATA対応製品含めて、全19モデルを投入する。

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多種多様な容量のモデル用意し、合計19製品のラインアップが揃う

 製品ラインアップはUltra(Paralell) ATAモデルが40Gバイトから、80G、120G、160G、200G、250G、300G、400G、そして500Gバイトモデルが、Serial ATAモデルは、同じく80Gバイトモデルから500Gバイトモデルまで用意される。

 バッファ容量は、Ultra ATA/100の40G/80Gバイトモデルが2Mバイト、同120G/160Gバイトモデルは2Mないし8Mバイト、同200G/250Gバイトモデルは8Mバイト、Serial ATAの80G〜250Gバイトモデルは8Mバイト、300Mバイト以上のモデルは16Mバイト搭載される。

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 Serial ATAモデルは、現在最新規格であるSerial ATA Specification Rev 2.5におけるすべての仕様を満たしたものとなっており、NCQ、3.0Gbps転送、ホットプラグ、ホットスワップ、スタッガードスピンアップ、Activity LEDをサポートする。

 小林氏は「1つの製品群で、これだけ容量の幅があるのは業界では画期的なこと」とし、部材の共通化によるスケールメリットの高さをアピールする。従来製品ではBarracuda 7200.7シリーズが比較的小さな容量、Barracuda 7200.8シリーズが大容量のモデルと2世代シリーズを共存させていたのに対し、1シリーズで現状望まれる多くのニーズに対応できることで、歩留まり向上させ製造コストも低減できるメリットがおおいにあると考えられる。

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日本シーゲイト 代表取締役社長 小林剛氏

 また現状業界最大となる、160Gバイトプラッタを使用するモデル(160Gバイト製品以下のもの)を投入するなど、面密度の採用、そして静音性で対衝撃性も向上させたこともポイントとなる。騒音レベルでは人間の可聴限界以下となる2.5bels(300Gバイト以下モデルでのアイドル時。400G/500GBは2.8bels)を実現し、非動作時で約350G(1ms)、動作時で約65G(2ms)の耐衝撃性を備える設計となった。

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アイドル時の静音性の高さは家庭向けマシンでは重要で、スペック表を見ると上位モデル以外は可聴範囲外の低騒音となっている

 なお、一般ユーザー向け出荷もすでに始まっており、秋葉原のPCパーツショップなどでは160Gバイト以下と500Gバイトのモデルが販売が開始された。

Barracuda 7200.9 500Gバイト ST3500641AS

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