「射程距離に入った」「てーーーー!」──タカラがつくるとPC向けパーツはこうなる:WPC EXPO 2005(2/2 ページ)
玩具メーカーが考えるPC周辺機器、それはUSB接続タイプの「秘密基地」。
非常事態発生! 敵機、レーダーで確認!「グリッターパネル」
グリッターパネルは、非常事態が発生したときや、外部からの連絡が入るとその状況を表示してくれるLEDパネルである。
新着メールやネットニュースが配信されると、文字やアイコン化した図形、記号などを表示させ、隊員に知らせてくれる機器だ。メール内容をそのままスクロールさせながら流したり、CPU稼働率・ネットワーク負荷レベルなどを棒グラフ表示するなどの機能が備わっている。
1機につき16×16個のLEDを配置し、最大4つまで並列設置することもできる(説明員)という。表示するタイミングや、どのような図柄やアイコンにするかといったカスタマイズが可能となっている。
もはや最後の手段……最終兵器「エマージェンシーボタン」
長きに渡った戦いの末、必死の応戦むなしく味方はほぼ全滅。壊滅は時間の問題となった。かくなるは最終兵器「コスモプラズマエネルギービーム」しかない。
エマージェンシーボタンは、……Windowsシャットダウン用ボタンである。普段はセキュリティのためシャッターで閉じられているが、セキュリティ解除ボタンを押すとシャッターがモーターで開き、中央に赤い「エマージェンシーボタン」が登場するというこだわりようだ。
ボタンを押すと、最終兵器発動のためのムービーが流れ……PCの電源が落ちる。演出用ムービーの変更や、シャットダウン以外に任意のアプリケーション起動に割り当てるカスタマイズメニューも用意される。
これまでけっこう多くおバカUSBパーツを見てきたが、最近はマンネリ感も出ている。しかしこの「秘密基地をつくろう!」シリーズ、かなりグッと来ている自分がおり、この手があったかと目から鱗が落ちた気分だ。ちなみに初回発売予定の上記4機種は約3000円ほどという価格設定になっており、ほどほど導入しやすい価格といえる。発売が楽しみである。
関連記事
- ところで“秘密基地”はどうなったの――池澤隊長に聞いてみた
東京おもちゃショー2006には、あの「秘密基地をつくろう」シリーズももちろん出展している。発売延期を重ねる“秘密基地”だけに、このまま秘密にしておこう、なんていう気はないのだ。 - 「秘密基地をつくろう!」シリーズ、再度発売延期──9月発売へ
タカラトミー「秘密基地をつくろう!」シリーズの発売が9月に延期されたことが分かった。 - 司令官は、あなたです──タカラトミー「秘密基地をつくろう!」開発秘話
「てーーーー!」。一瞬で人の心をわしづかみにし、“その世代”の妄想、そして遊び心を沸き起させた玩具メーカーによるPC周辺機器、タカラトミー「秘密基地をつくろう!」シリーズ。待ち遠しい7月22日の発売日を前に、その生みの親「秘密基地をつくろう!総司令本部」に話を聞いた。 - タカラ「秘密基地をつくろう!」シリーズ、発売日決定
タカラによる“ぐっ”とくるPC周辺機器「秘密基地をつくろう!」シリーズの発売日が決定した。第1弾発売は6月24日、価格は3990円から。 - 「射程距離に入った」「てーーーー!」──タカラがつくるとPC向けパーツはこうなる
玩具メーカーが考えるPC周辺機器、それはUSB接続タイプの「秘密基地」。 - タカラトミー「SwitchSwitch」でオトナの妄想再び
USB妄想パーツ、タカラトミー「秘密基地をつくろう!」シリーズが7月に発売されるが、同社からもう1つ“ぐっ”と来る製品が発売されるようだ。それは「SwitchSwitch」。思わず「秘密基地をつくろう!」とセットでどうぞ、と言いたくなるのである。 - “音入りUSB自爆ボタンDX”発売
ソリッドアライアンスは、USB接続対応の自爆ボタン「音入り自爆ボタンDX・USB2.0ハブ」の発売を開始した。価格は5250円。 - あの“USB自爆ボタン”がパワーアップして登場
USBに接続して自爆する「音入り自爆ボタンDX」がパワーアップして登場する。発売は7月、価格は5250円。 - WPC TOKYO 2006リポート
- WPC EXPO 2005リポート
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.