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コンパクトフォトプリンターの最新モデルPC USERが注目する(1/2 ページ)

一躍注目を集めるようになったコンパクトフォトプリンターも2機種をラインナップ。他社にはないユニークな機能を備えた2製品の魅力に迫る。

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HP Photosmart 475

日本ヒューレット・パッカード 03-6416-6660

HP Directplus価格:24,990円

 日本HPの小型フォトプリンター上位モデル、HP Photosmart 475は、本体に1.5Gバイト(ユーザー領域は約1.2Gバイト)のハードディスクを内蔵するのが大きな特徴だ。メモリーカードの画像を内蔵ハードディスクにコピーでき、容量が少し物足りないものの、PCレスのデジカメストレージとして手軽に使える。もちろん、保存した画像はダイレクト印刷やPCへの転送が可能だ。また、本体前面のUSB端子はPictBridge専用ではなく、USB接続のストレージデバイスに対応するのも便利である。

 インクはC、M、Yの3色一体型カートリッジが基本だが、フォトグレーカートリッジ(Lg、Dg、PBk)を用いた高品質なモノクロ印刷も行なえる。5plなので粒状感は若干見えやすいとはいえ、3色印刷としては黒の締まりとコントラストも良好だ。ダイレクト印刷の画質補正機能としては、赤目除去、SmartFocus(シャープネス)、デジタルフラッシュ(明るさ)がデフォルトで有効になっている。シャープネスが強く感じるようなら、SmartFocusを無効にしてみるとよい。

 ダイレクト印刷の操作だが、メモリーカードを挿入すると画像が撮影月ごとに自動分類して表示される。ズームボタンで1枚表示と9枚表示、アルバム表示(月単位のフォルダー)が切り替わり、印刷したい画像をOKボタンでチェックしていく。そして、同じ画像でふたたびOKボタンを押すと、印刷枚数の増減や取り消しが行なえる仕組みだ。単純にすべての画像を表示/印刷する操作も用意してほしかったところだ。

 このカテゴリーの製品としてはめずらしく、用紙サイズは2L判まで対応する。サイズは用紙種類と合わせて自動判別されるため、設定が不要なのもうれしい。フレーム挿入などの特殊印刷もできる。操作性に多少のクセはあるが、標準でリモコンが付属したり、オプションでバッテリー駆動にも対応するなど、多機能さが魅力だ。


インデックスを印刷するには、メニューの「ツール」からレイアウトをインデックスにしておく。単純にメモリーカード内の全画像を印刷するのではなく、選択画像のインデックスとなるので活用のしがいもある。なお、L判には12コマのレイアウトとなり、サムネイルの下には撮影日付が印刷される。上下には製品名とHPのロゴもプリントされるのが1つの特徴だ。

付属は3色カラー一体型(134型番)だが、別売でフォトグレーカートリッジ(100型番)を用意し、4097階調のニュートラルなモノクロ印刷を行なえるのが大きな特徴だ。ノズル数はいずれも各色200となる。

CF TypeII、SDメモリーカード/MMC、メモリースティックPRO、xDピクチャーカードの各スロットのほか、PictBridgeとUSBストレージデバイスに対応したUSB端子を搭載。ハードディスクの内蔵も特徴だ。

チルト式の2.5型液晶モニターと小型の取っ手を備えている。電源ボタンを押すと排紙/給紙トレイが開き、閉じると電源オフという仕組みが秀逸だ。ハードディスクを内蔵するため、削除やキーワード登録/検索ボタンを用意する。画像のブラウズにはズームと十字ボタンを併用する必要がある。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***


提供:日本ヒューレット・パッカード 株式会社
ソフトバンク クリエイティブ株式会社 PC USER 12月号『複合機・プリンター コンプリートガイド』 より抜粋

制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2005年1月17日

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